ISO39001(道路交通安全マネジメントシステム)の認証取得審査
ISO39001「道路交通安全マネジメントシステム」は、全世界から、交通事故による死者、重傷者を減らし、根絶することを目的とし、そのために組織が取り組むべき基本的要求事項を定めた規格です。交通機関や運輸・運送業はもとより、業種や企業規模、提供している製品やサービスに関係なく、道路交通安全に関わるあらゆる組織を対象としています。
ISO39001 の特徴
- 業種や企業規模、提供している製品やサービスに関係なく、あらゆる組織が対象です。
- 以下の3種類の「パフォーマンス指標」を用いて目標を達成させます。
1)リスク曝露指標(輸送量、走行距離等)
2)最終的な安全指標(死亡・重傷者数)
3)中間的な安全指標(道路・車両の設計・開発上の 安全、利用者の安全、事故犠牲者のリハビリ等) - ISO9001とISO14001との整合性が高く、「運輸安全マネジメント評価制度」との共通性も指摘されています。
認証取得のメリット
ISO39001(道路交通安全マネジメントシステム)の導入により、以下のメリットが期待できます。
- 死亡・重傷事故の減少
- 保険料・車両修理費・治療費などの費用削減
- 事故発生後の緊急対応、応急・救急などの迅速化
- 交通事故処理にかかるコスト・機会損失の低減
- 人命尊重・社会貢献のコミットメントによる企業ブランドの向上
- 従業員の安全意識の向上