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  • コラム

BCP(事業継続計画)構築と検証の必要性 -4

ペリージョンソン ホールディング 株式会社
取締役 営業統括本部長 新谷雅年(あらや まさとし)

2021年4月

事業中断リスク

それでは、事業を中断するリスクにはどのようなものを想定するべきでしょうか。以下に、考え得るリスクを列挙してみます。

<自然災害>
台風・高潮、水害・洪水、竜巻、異常気象、地震、津波、噴火、落雷、豪雪など

<事件・事故>
火災、爆発、停電、交通事故、航空機事故、列車事故、船舶事故、安全管理トラブル、設備トラブル、労災事故、輸送中の事故など

<人材関係>
人種差別、ハラスメント、スキャンダル、労働争議、ストライキ、不正行為、横領・贈賄、背任行為、集団退職、過労死や自殺、不法就労、雇用統制、海外での事故など

<情報関連>
情報管理、ネット障害、ウィルス感染、システムダウン、サイバーテロ、データ消失、プライバシーの侵害など

<法務・コンプライアンス関連>
知的財産権紛争、契約紛争、独占禁止法違反、カルテル、談合、インサイダー取引、粉飾決算、巨額申告漏れ、虚偽申告、法律変更など

<環境関連>
環境規制、環境汚染事故、規制違反、廃棄物処理違反、リサイクルミスなど

<その他>
テロ、暴動、製品クレームなど

事業中断リスクは、何も自然災害やパンデミックだけではないことがお分かりいただけたと思います。

しかし、これらのリスクが該当するか、該当するならどの程度なのかは、それぞれの組織によって全く違ってきます。従って、BCPの構築の際にとても重要な活動として、各基準には通常「リスクアセスメント(RA)」が置かれています。RAは、発生する可能性がある事象を洗い出し、リスクマッピングを行い、その後、対応の対象とする発生事象によるリスクの詳細分析を行う活動を言います。また、これらの活動と同時並行的に事業影響度分析を実施します。

  1. BCPの必要性の増大
  2. BCP構築および運用における基準と認証制度
  3. 進まない対応
  4. 事業中断リスク
  5. 事業影響度分析
  6. 人命保護最優先の活動計画の実効性
  7. 対応度の検証活動

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