ISO9001(品質マネジメントシステム:QMS)のメリット

ISO9001(品質マネジメントシステム:QMS)認証・取得のメリット

ISO9001の要求事項を満たしていると第三者から認証されることは、自社の品質への信頼を高めます。ISO9001認証は、国内外の購買や入札での取引条件に指定されるなど、製品やサービスの品質を担保する手段としても広く利用されており、取引の安定化や取引機会の拡大につながるのです。

また、マネジメントシステムは継続的な「改善」のための仕組みです。QMSを運用することで、段階的に運用の成果を得ることができます。

QMS運用成果のイメージ
・製品・サービスの品質維持・向上、欠陥の予防、適切なクレーム対応、外部・内部コミュニケーションの日常管理
・顧客満足の向上
・従業員間のコミュニケーションの活性化と意識の向上
・業務の効率化・コスト削減
・消費者や社会からの信頼獲得
・ブランドイメージの確立
・取引の機会や競争力の拡大

ISO9001(品質マネジメントシステム:QMS)による課題解決例

お悩み①

ISO9001を認証取得すると、記録の作成に追われて作業担当者の負担が増えるのではないかと懸念しています。


解決

ISO9001では、表に示す21の記録を残さなければなりません。これらはどれも聞き慣れないものですが、ISO9001のために新たに作成するのではなく、従前より作成/使用している記録・資料などのなかにこれらの役割をすでに果たしているもの、少し手を加えることでこれらの役割を果たすことができるものがないかを確認してそれを適用することで、これまでの業務や作業に合わせた品質マネジメントシステムを構築することが重要です。

例えば、「供給者の評価の結果の記録、及び評価によって必要とされた処置があればその記録」については、評価基準を記した「供給者評価表」等を新たに作成して評価結果を記録することも一般的な方法ですが、1)これまで行ってきた通り、取引後の何らかの機会に、今回の取引はどうだったか、どのような特徴があるか、今後どうするかなど、基準(確認事項)を設けて話し合い、その結果を「取引先名簿」等に反映させる、2)製造委託先への二者監査の活動を活用するなど、方法はさまざまです。

このように、新たに作成すべき記録と、従前より作成している記録を適切に把握し、管理することで、作業担当者の負担を低減することは可能です。マネジメントシステムは記録を作成することが目的ではなく活動を通じて会社にとって有益な結果を得ることが目的なのです。

項目記録の種類
5.6.1 マネジメントレビューの結果の記録
6.2.2 e)教育、訓練、技能及び経験について該当する記録
7.1 d)製品実現のプロセス及びその結果としての製品が、要求事項を満たしていることを実証するために必要な記録
7.2.2製品に関連する要求事項のレビューの結果の記録、及びそのレビューを受けて取られた処置の記録
7.3.2製品要求事項に関連する設計・開発へのインプットの記録
7.3.4設計・開発のレビューの結果の記録、及び必要な処置があればその記録
7.3.5設計・開発の検証の結果の記録、及び必要な処置があればその記録
7.3.6設計・開発の妥当性確認の結果の記録、及び必要な処置があればその記録
7.3.7設計・開発の変更の記録、設計・開発の変更のレビューの結果の記録、及び必要な処置があればその記録
7.4.1供給者の評価の結果の記録、及び評価によって必要とされた処置があればその記録
7.5.2 d)プロセスの妥当性確認で組織が記録が必要とされた活動の記録
7.5.3製品に関するトレーサビリティの記録
7.5.4顧客所有物の紛失若しくは損傷した場合又は使用には適さないと分かった場合に関する記録
7.6 a)校正又は検証に用いた基準の記録
7.6機器不適合時の測定結果の妥当性評価の記録
7.6校正及び検証の結果の記録
8.2.2内部監査の結果の記録
8.2.4合否判定基準の適合の記録
8.3不適合の性質及び不適合に対してとられた特別採用を含む処置の記録
8.5.2是正処置の結果の記録
8.5.3予防処置の結果の記録

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